2017年03月07日

あとがきにかえて(寺、寺、時々ラーメン 〜江戸三十三観音巡りにラーメンを添えて〜)

「江戸三十三観音巡り」をテーマにした紀行文「寺、寺、時々ラーメン」が、プロローグを含めて全58回を以って終了した。
これまで「紀行文」ということで4タイトル書いてきたが、今回が話数としては一番長い連載となった。

霊場巡礼を気軽に体験するとともに、そのご褒美的な位置づけでラーメンを食べるという企画は、我ながら悪くはなかった。
実際に自分でやってみてそこそこ楽しかったし、霊場巡礼自体はまたやってみたいと思っている。

ただ、紀行文の文章については、必ずしも満足いくものとはならなかった。
巡礼の道中の道のりや街並みについて書いたり、江戸三十三観音の全札所(番外も含めて34箇寺)の全てのお寺の歴史についてサラッと書いたりしたが、連載後半になるにつれて、せっかくの紀行文であるにも関わらず、私の心情についてほとんど触れなくなってしまった。
また、筆致も連載序盤と終盤で若干異なっているように思う。
どうやら私は、ある程度長期の連載になると、連載序盤はノリノリで書いているのだが、連載が長くなるにつれて連載をどのように終わらすか悩み、少しずつ筆が重くなってしまうようだ。
最後は「連載である以上終了させなければならない!」という謎の使命感から、なんとか連載を終えたという感じであった。
とはいえ、今後もこれに懲りず、機会があれば紀行文として連載記事を書いてみたいと思う。

最後に念のため 、本稿にプロローグと57回分の記事のリンクをまとめて貼って、本稿を終えたい。

改めて、本連載を読んでいただいた方、ありがとうございました。

※「寺、寺、時々ラーメン 〜江戸三十三観音巡りにラーメンを添えて〜 」のリンク(プロローグ〜第57話)
プ⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/442774280.html
1⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/442826424.html
2⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/442850504.html
3⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/442874061.html
4⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/442904777.html
5⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/442932373.html
6⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/443021386.html
7⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/443053939.html
8⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/443133633.html
9⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/443162593.html
10⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/443216261.html
11⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/443247958.html
12⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/443498250.html
13⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/443541471.html
14⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/443578388.html
15⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/443663459.html
16⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/443704436.html
17⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/443782457.html
18⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/443804091.html
19⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/443829219.html
20⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/443930827.html
21⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/443946097.html
22⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/444000570.html
23⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/444053856.html
24⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/444089913.html
25⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/444154500.html
26⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/444180774.html
27⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/444277859.html
28⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/444292088.html
29⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/444313153.html
30⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/444324661.html
31⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/444341889.html
32⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/444347694.html
33⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/444362714.html
34⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/444371192.html
35⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/444400856.html
36⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/444464790.html
37⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/444474615.html
38⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/444493843.html
39⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/444555612.html
40⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/444612899.html
41⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/444671538.html
42⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/444931847.html
43⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/445099663.html
44⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/445166503.html
45⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/445735909.html
46⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/445856659.html
47⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/445904745.html
48⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/446054389.html
49⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/446096817.html
50⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/446153236.html
51⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/446230455.html
52⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/446263495.html
53⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/446297745.html
54⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/446385076.html
55⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/446476524.html
56⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/446596969.html
57⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/447278760.html

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2017年02月23日

第57話(寺、寺、時々ラーメン 〜江戸三十三観音巡りにラーメンを添えて〜)

(本稿は「第56話(寺、寺、時々ラーメン 〜江戸三十三観音巡りにラーメンを添えて〜)」(⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/446596969.html)からの続きです。)

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第33番札所「泰叡山 瀧泉寺」にて江戸三十三観音巡りを結願した後、東方へ向けてママチャリを漕いだ。
特に急いで帰る必要もないため、比較的ゆっくりと走る。
この日は雨も降らず、残暑もだいぶ落ち着いており、日中でも気温は30度に届かなかったので、比較的快適に自転車に乗れた。
やがて、14時30分少し前、無事に帰宅した。

これにて、私の初の霊場巡礼「江戸三十三観音巡り」は終了した。

全6回に分けて行った今回の初めての江戸三十三観音巡りだったが、基本的にすべて人力(徒歩または自転車)で実施した。
一部(2回目の江戸三十三観音巡りで、浅草〜新橋、新橋〜浅草間で電車を使用)を除いて、徒歩で歩いた総歩行距離は29km、自転車で走った総自転車走行距離は122.5km。
思ったほど大した距離ではない。
この距離であれば、「江戸三十三観音巡り」は、確かに東京23区在住なら気楽にできる霊場巡礼であろう。
とはいえ、それなりに労力はかかったので、全ての札所を巡った結果、やり切った感があり、なかなか気分が良かった。
「霊場巡礼」にハマル人が結構いるのも頷ける。

実際にやってみて、また時間と気力があれば、霊場巡礼を行ってみたいと思う。
次は他の霊場巡礼をしようか、はたまた、「水曜どうでしょう方式」(お参りをして、お寺の写真を撮る。そして、御朱印をいただくのは省略する。)ではなく、正式とされるやり方でもう一度「江戸三十三観音巡り」をしようか。
構想は膨らむばかりである。

・・・・・・ちなみに、結願してから5ヶ月くらいになるが、現時点で特段の御利益は特にない模様。
いや、特段何もないことが御利益なのかもしれない。そう思うことにしよう!

とにかく、初めての「霊場巡礼」であったが、「霊場巡礼」はいいもんだ。

(寺、寺、時々ラーメン 〜江戸三十三観音巡りにラーメンを添えて〜 完)

※「あとがきにかえて(寺、寺、時々ラーメン 〜江戸三十三観音巡りにラーメンを添えて〜)」(http://yasuo2.seesaa.net/article/442179522.html

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posted by 太田 泰男 at 13:57 | TrackBack(0) | 紀行文(寺、寺、時々ラーメン) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月03日

第56話(寺、寺、時々ラーメン 〜江戸三十三観音巡りにラーメンを添えて〜)

(本稿は「第55話(寺、寺、時々ラーメン 〜江戸三十三観音巡りにラーメンを添えて〜)」(⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/446476524.html)からの続きです。)

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第33番札所「泰叡山 瀧泉寺」は、目黒区下目黒3丁目にあるお寺である。
第32番札所「世田谷山 観音寺」から第33番札所「泰叡山 瀧泉寺」は、距離にして3.5km弱。
私のママチャリで、20分弱で着く計算である。

・・・そのはずだったが、結構迷ってしまって、意外と時間がかかった。
本来であれば、住宅街の細めの道を、東南東の方向へ進み、東急東横線の祐天寺駅と学芸大学駅の間の線路を直交して、真っ直ぐ向かえば20分弱で着いたのであろう。
だが、いかんせん細い道を走っており、しかもあと1札所のみということもあって、感覚で走っていたところ、どこでどう間違ったか、中目黒駅のあたりにまで出てしまった。
図らずも、中目黒というオシャレタウンにママチャリで出てしまったわけである。
それでも、中目黒から最短距離で瀧泉寺まで行けば、それほど時間はかからなかったであろう。
ところが、ここでも間違って、山手通りを逆方向へ行ってしまったりして、行ったり来たりを繰り返してしまったのである。
これが結願までの試練というやつであろうか・・・・・・(大袈裟)。

そんなこんなで、結局、第32番札所「世田谷山 観音寺」を出発してから1時間近くしてから、ようやく第33番札所「泰叡山 瀧泉寺」へ到着した。
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境内は台地と平地の境目に位置し、仁王門などの建つ平地と、大本堂の建つ高台と、立体的な構造となっている。
仁王門をくぐると正面に大本堂へ至る急な石段が2本あり、より急な傾斜の石段が男坂、多少傾斜を緩和すべく踊り場が設けてあるのが女坂という。
石段下の左方には独鈷の滝(とっこのたき)があり、前不動堂、勢至堂などもある。また、右方には書院、地蔵堂、観音堂、阿弥陀堂などがあり、多くの堂宇が建っている。

こちらのお寺についても、ちょっくら調べてみた。
「泰叡山 瀧泉寺」は天台宗のお寺で、一般には目黒不動(目黒不動尊)の通称で呼ばれている。
gazou 11574.JPG

808年(大同3年)円仁が下野国から比叡山に赴く途中に不動明王を安置して創建したそうな。
(ただ、東国には円仁開基の伝承をもつ寺院が多く、本寺の草創縁起もどこまで史実を伝えるものか不明である。)
860年(貞観2年)清和天皇より「泰叡」の勅額を下賜され、山号を泰叡山としたとのこと。
時は下り、1615年(元和元年)、本堂が火災で焼失してしまったとのこと。
その後、1630年(寛永7年)寛永寺の子院・護国院の末寺となり、天海大僧正の弟子・生順大僧正が兼務するようになった時、徳川家光の庇護を受けて、1634年(寛永11年)50棟余におよぶ伽藍が復興し、「目黒御殿」と称されるほど華麗を極めたとのこと。
江戸時代には一般庶民の行楽地として親しまれ、江戸名所図会にも描かれているそな。
また、落語の目黒のさんまは、この近辺にあった参詣者の休息のための茶屋(爺が茶屋)が舞台だとされる。
江戸時代には大いに栄え、門前町が発達。門前町の名物として、当時目黒の名産品であった竹の子(江戸後期に薩摩藩より移植したものが商品作物として普及)を使った竹の子飯と、棒状に伸ばした練飴(白玉飴)を包丁でトントン切っていく目黒飴が人気であった。また、餅花という細い竹にしんこ餅を付けた物や粟餅などもあったという。
江戸三大不動(目黒不動、目白不動、薬研堀不動)、江戸五色不動(目黒不動、目白不動、目赤不動、目黄不動、目青不動)の一つであり、江戸三十三箇所第33番札所であるとともに、関東三十六不動の第18番札所でもある。
まさに、江戸三十三観音巡りの結願の場所にふさわしいお寺である。

このお寺さんについてのことが書かれたものもあった。
gazou 11589.JPG

さて、第33番札所「泰叡山 瀧泉寺」の本尊は「不動明王」、札所本尊も同じく「聖観世音菩薩」。
お参りをしてから写真を撮らせていただく。

ということで「第33番札所 泰叡山 瀧泉寺」。
gazou 11524.JPG

午後12時50分、全6回を費やして、私の江戸三十三観音巡りは、これにて結願した!
これだけ近場に集まっている札所巡りであるが、それでも思っていた以上に時間を要した。
しかし、何はともあれ、番外札所も含めて全34札所、全て巡れたことは感慨深くもあり、達成感も感じる
そして、とても心地良い。

ほんのひととき、結願の余韻に浸っていたが、家に帰るまでが江戸三十三観音巡りである。
家に向けて、東方へペダルを踏み出す。

(「第57話(寺、寺、時々ラーメン 〜江戸三十三観音巡りにラーメンを添えて〜)」へ続く)

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posted by 太田 泰男 at 10:38 | TrackBack(0) | 紀行文(寺、寺、時々ラーメン) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする