2015年01月30日

せんべろの街 立石プチ探訪 あとがきにかえて

紀行文第二弾「せんべろの街 立石プチ探訪」と題した連載が、全27回を以って終了した。

理想としては全編を書き切ってから、推敲をした上で、連載として記事をアップして行きたかった。
だが、それをしていると記憶がどんどん曖昧になり、鮮度が落ちるので、勢いで本編を書き切った。
本編で書きそびれたことや言い忘れたことはあまりないが、補足的なことを、あとがきに代えて書きたいと思う。

今回は東京の東端の区:葛飾区の立石へ訪問したことを題材とした。
全て一人の訪問である。
今回訪問した店の中には、過去には複数人で訪問したこともある店があったが、飲み屋に一人で行くと、複数人で行く時とは違った発見があって面白いものだ。店の人や他の客との会話以外にも、心の中で色々と考えたりしている時間が楽しかったりするのだ。
私的には、せっかく紀行文として書くのであれば、その瞬間に感じたことや思ったことを表現していきたい。だが、私の拙い文章力だと、その感情の表現が、説明的過ぎてテンポが悪くなりがちである。
それを解消しようと、今回は苦肉の策的に、無理矢理会話形式で書いてみたが、読み手の評価は別として、私的には意外と書きやすかった。
今後、もしまた紀行文的なものを書くときには、またこのスタイルを用いるかもしれない。

立石は、年季の入ったディープな店が多々ある。
人によっては敬遠する店もあるかもしれないが、私的にはとても楽しい街であった。
連載本文でも書いたが、今後も何度も訪問してみたい街である。

最後に念のため、本稿に全27回分の記事のリンクをまとめえ貼って、本稿を終えたい。

改めて、本連載「せんべろの街 立石プチ探訪」を読んでいただいた方、ありがとうございました。

※「せんべろの街 立石プチ探訪」のリンク(@〜27)
@⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/411363467.html
A⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/411384008.html
B⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/411402405.html
C⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/411440371.html
D⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/411490357.html
E⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/411540206.html
F⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/411610516.html
G⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/411856310.html
H⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/411865626.html
I⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/411895456.html
J⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/411924203.html
K⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/411945054.html
L⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/411980401.html
M⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/411997292.html
N⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/412038168.html
O⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/412165260.html
P⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/412216536.html
Q⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/412256722.html
R⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/412311000.html
S⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/412371168.html
21⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/412426997.html
22⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/412493921.html
23⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/412533619.html
24⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/412597897.html
25⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/412694078.html
26⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/412779273.html
27⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/413135023.html

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2015年01月29日

せんべろの街 立石プチ探訪 27

≪はじめに≫
この文章は「太田」と「やす」が、『せんべろの街』葛飾区は立石付近で飲み歩いた紀行文です。
「太田」と「やす」は本当は同一人物ですが、構成上別人とした方が書きやすいので別人としています。
それ以外は、ほぼノンフィクションです。

(本稿は「せんべろの街 立石プチ探訪 26(http://yasuo2.seesaa.net/article/412779273.html)からの続きです。)

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「江戸っ子」出て、駅まではすぐ着く。

(やす(以下「や」))これでとりあえず立石探訪も終わりっすか?
(太田(以下「太」))うーむ。。
(や)もちろん、今後もまた立石に来るでしょうが、今回の立石集中訪問はこれでひと段落ってことでどうっすか?
(太)ぐむむ。。今日でひと段落ということに関してはやぶさかでない。
だが、結局いまだ行けていない餃子で有名な「蘭州」に、最後に行きたいのだ。
(や)え!?いや無理っすよ。もう腹いっぱいだし満足に食えないっすよ。
(太)それはわかってる。わかってるんだが、諦めきれないのも事実。
とりあえず店の前に行くだけ行ってみないか?
(や)・・・店の前に行くだけなら別にいいっすけど。。
ただ、店内には入らない方がいいっすよ。このコンディションで食ってもちゃんと味わえないで後悔するだけっす。

何はともあれ、餃子で有名な「蘭州」の前まで行く。
「蘭州」は、線路を挟んで「江戸っ子」や「鳥房」がある側にある。
駅の出口の階段を下りて、線路沿いの道を「鳥房」とは反対方向に歩き、最初の角を右に曲がってすぐのところにある。
「江戸っ子」からはやはり歩いてすぐのところである。

「蘭州」の前につくと、入り口の扉はガラスになっており、パッと見、空き席があるようであった。

(太)席が空いているぞ。
(や)確かに空いてるっすね。でも1、2分歩いただけでは腹減らないっすよ。。
(太)・・・仕方ない。今日は諦めるか。。
(や)「今日は」ってことは、また近々来るんすか?
(太)近々来るかどうかはわからない。いずれは来たいがな。
だが、立石探訪は、潔く一旦これで〆よう。
(や)〆ますか。既に潔くはないっすけど。
(太)立石探訪としては一旦ここで〆るが、今後も機会があれば何度でも来たい街だ。
来れば来るほど新しい発見がありそうだしな。
(や)確かにそうっすね。行きたくて行けてない店が色々あるっすからね。

というわけで、渋々ながらも、これにて「せんべろの街 立石プチ探訪」と題した本シリーズは終了する。
だが、個人的には、立石への訪問自体には、終わりはないと思う。
立石は、訪問してみて改めて、安くて旨くてアジがある店が溢れている、魅力ある街であった。
今後も機会を見つけて、立石へ出掛けることであろう。

(太)近頃は増税やそれに伴う様々な商品の値上げで、色々とせちがらい世の中だ。
とは言え、呑兵衛たるもの、旨い酒を旨いつまみでもって飲み、そんで酔っぱらいたい時もある。
そんな時は、財布に優しく、しかもいい感じで酔っぱらえ、なおかつ楽しい、「せんべろの聖地」「せんべろのメッカ」「呑兵衛達の総合アミューズメントパーク」、そう立石にぜひ行こう!
(や)よっ!締まりましたね!

(せんべろの街 立石プチ探訪 完)

※「せんべろの街 立石プチ探訪 あとがきにかえて」(http://yasuo2.seesaa.net/article/413207726.html

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2015年01月22日

せんべろの街 立石プチ探訪 26

≪はじめに≫
この文章は「太田」と「やす」が、『せんべろの街』葛飾区は立石付近で飲み歩いた紀行文です。
「太田」と「やす」は本当は同一人物ですが、構成上別人とした方が書きやすいので別人としています。
それ以外は、ほぼノンフィクションです。

(本稿は「せんべろの街 立石プチ探訪 25(http://yasuo2.seesaa.net/article/412694078.html)からの続きです。)

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「江戸っ子」は、パッと見、やはり混んでいるようだった。

(太田(以下「太」))混んでいるな。座れるか微妙だぞ。
(やす(以下「や」))そうっすね。とりあえず、中に入ってみましょう。

ガラス張りの引き戸を開けて店内へ入ると、目の前にいた店員に人数を聞かれる。
一人の旨を告げると、丁度私が入ったところの前に一席座れる席があった。
両隣の客とのスペースは狭く、肩を縮めるようにして席へ座る。

(太)座れて良かったな。
(や)そうっすね。やっぱり週末じゃない平日でも混んでるんすね。

店内を見回すと、曲がりくねった長いカウンターに、テーブル席らしきものが1卓ある。
とにかくぎっしり客が入っており、とても賑やかだ。
店員の数も結構多い。
店内には色々なところにメニューの紙が貼られており、ホワイトボードのようなところにもメニューが書かれている。
メニューを吟味する前に店員に飲み物をいきなり聞かれる。

(太)「ボール」をください。

とっさにこう答えた。
「ボール」とは焼酎ハイボールのことである。通称「ボール」だ。

(や)「ボール」なんて、通ぶってますね(笑)
(太)うるせー。別にいいだろ。それに考える時間もなかったからな。
(や)ところで、何食います。
(太)うーん。なんかここは注文するのに色々ルールがあるらしいからな。
(や)確かに。ネットで見てみると、色々難しそうっす。

もつ焼きに関しては、こちらには4串1皿で注文する、というルールがあるようだ。
ものによっては、2串ずつ注文できるものもあれば、ものによっては、同時に注文出来ないものもあるようだ。
注文を考えているところに「焼酎ハイボール」が到着。

(太)うーん。イマイチ勝手がわからないが、とりあえずネットにOKと書いてあった、「カシラ」と「シロ」を2串ずつ注文するか。
(や)そうっすえ。塩とタレはどうするっすか?
(太)えーい、もうよくわからんから全て塩だ。

ということで、とりあえずもつ焼きは、「カシラ」と「シロ」を2串ずつ、全て塩で注文することに成功した。
「ボール」を飲みながらもつ焼きの到着を待つ。

(太)ここの「ボール」は氷が入ってなくて濃いな。旨いぞ。
(や)そうっすね。でもすぐに酔っ払いそうな感じの濃さっすね。
(太)しかし、さっき店員が言ってたが、結構売り切れのメニューが多いようだな。
(や)そうっすね。まだ午後7時半過ぎっすけど、やっぱりこちら「江戸っ子」的には遅い時間だったようっす。
(太)うーむ。。とりあえず「煮込み」は食いたいぞ。
(や)そうっすね。でも店内見渡しても、メニューに「煮込み」の文字が見えないんすけど。
(太)そんなことはないだろ。隣の客を見てみろ。あきらかに「煮込み」を食ってるだろ。
   それに、あそこにでっかい鍋が見えるし。
(や)そうなんすけどメニューには「煮込み」の文字が見当たらないのも事実っす。
(太)確かに。。座ってる位置的に「煮込み」のメニューが見えないだけなのかな?
(や)「煮込み」はこうした店では言わずもがなであるから、あえて書いてないんじゃないんすか?
(太)うーむ。しかし、それだと初めて来た人には値段がわからないぞ。

そんなことを考えている間に「カシラ」と「シロ」のもつ焼きが到着。
image.jpg

(太)なかなかボリュームあるな。
(や)そうっすね。
(太)とりあえず「シロ」から食ってみるか。
   (モグモグ)うむ。まずくはないが、臭みが気になるな。
(や)確かに。この臭みがアジなんでしょうが。。
(太)よく肉とか魚とかを食べたときの表現の常套手段で「臭みがない」なんて表現があるが、このシロの塩は「臭みがある」な。
(や)うっす。タレにしておけば良かったっすね。
(太)「カシラ」も食ってみるか。
   (モグモグ)おお、旨いぞ。旨みがあり食感も良く、味も良い。
(や)旨いっすね。焼き加減もいい感じっす。

8割ほどもつ焼きを食べたところで、次の注文をする。

(太)相変わらず「煮込み」の文字は見当たらないが、絶対あるだろう。
   ここは「煮込み」を頼んでみよう。
(や)そうっすね。実際食べてる客もいるし、ないわけないっすよね。

ということで店員に「煮込み」を注文すると、「煮込み」に入っている豆腐が売り切れとのこと。
豆腐が売り切れでも良い旨を伝えて、「煮込み」を注文する。

(太)豆腐が売り切れか。。あれだけでっかい鍋で作っている「煮込み」すら、売り切れ間近みたいだな。
(や)まだ午後8時前っすよ。通常の平日は、付近で仕事してる人しか来れないっすね。
(太)そうだな。一応営業時間は午後9時までみたいだが、午後7時くらいまでに店に来ないと売り切れが多いのかもな。ところで他にもう一品くらい追加しておくか?
(や)そうっすね。軽く食えそうな「オニオンスライス」なんてどうっすか?

ということで「オニオンスライス」も注文。
「オニオンスライス」は醤油かポン酢か味付けを選択できるとのことで、ポン酢で注文した。

やがてまずは「煮込み」が到着。
image.jpg

(太)おお、モツが多いぞ。豆腐が無い分多めに入れてくれたのかな?
(や)確かにデカいモツが大量に入ってるっすね。
(太)食ってみるか。(モグモグ)うん、旨い。結構薄味だが、その分モツの味と食感が味わえるぞ。
(や)そうっすね。臭みも感じないし、なかなか旨いっす。

そして「オニオンスライス」が到着。

(太)辛い!この「オニオンスライス」、相当辛いぞ。
(や)ホントだ!辛いし苦い!「辛苦い」って感じっすね。。
(太)玉ねぎのエグみが全面に出てる遊びのない「オニオンスライス」だな。。
(や)これは食べるのに難儀するっすね。。

「煮込み」と「オニオンスライス」をアテに「ボール」を飲む。

(太)「ボール」もそろそろ飲み干しそうだが、もう一杯くらい飲むか?
(や)いやー、ちょっともうキビシイっす。
   ここに来る前にバーで結構酒飲んでたっすよね?あれが効いてます。
(太)確かにこれ以上は飲めなそうだな。
   他に食べたいメニューも色々あるが、結構売り切れしてるし、追加注文はなしにするか。

「ボール」を飲み干し、「煮込み」も完食。
辛苦い「オニオンスライス」も、苦しみながらもなんとか完食。

(太)よし会計するか。
(や)うす。

会計は忘れてしまったが、千数百円くらいであったと思う。

(太)うむ。せんべろ価格だな。
(や)そうっすね。

(「江戸っ子」に関する記事はこちらから⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/411326853.html

時刻は午後8時過ぎ、「江戸っ子」を出て駅へ向かい歩き出した。

(「せんべろの街 立石プチ探訪 27」(http://yasuo2.seesaa.net/article/413135023.html)に続く)

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posted by 太田 泰男 at 17:20 | TrackBack(0) | 紀行文(せんべろの街 立石プチ探訪) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする