2016年11月30日

第37話(寺、寺、時々ラーメン 〜江戸三十三観音巡りにラーメンを添えて〜)

(本稿は「第36話(寺、寺、時々ラーメン 〜江戸三十三観音巡りにラーメンを添えて〜)」(⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/444464790.html)からの続きです。)

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江戸三十三観音巡りの第16番札所「医光山 安養寺」は、新宿区神楽坂6丁目にあるお寺である。
帰り道の途中である上に、第15番札所「光松山 放生寺」から第16番札所「医光山 安養寺」までの距離は2kmほどと、自転車であればすぐ着く距離である。
しかも、その道のりも、ほぼ大通りに沿って行けば着くというわかりやすさである。

時刻は14時半くらい。
第15番札所「光松山 放生寺」の前を出発する。
放生寺の前を走る都道25号線を東方へ進むと、すぐに早稲田通りと交わる。
その早稲田通りを右折して、早稲田通り沿いをママチャリでひたすら進む。
7月下旬の日差しがキツイ。ここまで何km走っただろうか。
おそらく自転車で走る距離としては大したことないのであろうが、アップダウンが多い道のりを走ってきたので、距離以上に疲労を感じる。
東京メトロ東西線の早稲田駅付近を通過し、神楽坂駅付近も通過し、神楽坂上の交差点に到達。
神楽坂上交差点を左折してすぐのところに、第16番札所「医光山 安養寺」はあった。
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このお寺についても、ちょっくら調べてみた。
こちら安養寺は天台宗のお寺で、開基は天台宗祖の伝教大師最澄上人の高弟である慈覚大師円仁和尚と言われているそうな。
円仁和尚が生きたのは、西暦794年〜864年とのことで、かなり古い歴史があるお寺ということになる。
なんでも、古くは江戸城内にあったそうだが、天正19年(1591年)、徳川家康が江戸城入府の際に平川口へ移され、さらにその後田安へ移され、その後、天和3年(1683年)に現在の神楽坂の地へ移されたそうである。

門から境内へ入ると、目の前に建つ建物は聖天堂で、神楽坂聖天の名で知られる聖天さま(大聖歓喜天)が祀られているそうだ。
image.jpg

そのため、こちら安養寺の通称は「神楽坂聖天」であるそうな。
札所本尊の観音様の像は、聖天さまの本地仏として聖天堂内に祀られているとのこと。

本地仏とは、そのままの意味だと本来の姿である仏様ということになる。
これは、本地垂迹説という説に基づくものである。
では、本地垂迹というのはなんぞや?というと、仏教が興隆した時代に発生した神仏習合思想の一つで、日本の八百万の神々は、実は様々な仏が化身として日本の地に現れた権現(ごんげん)であるとする考えである。
本来の姿は仏教の仏、その仮の姿が神道の神、ということである。
つまり、本地仏というのは、神道の神様と仏教の仏様は同体だ、という理論においての、神様の本来の姿であるところの仏様のことを指しているそうだ。

さて、第16番札所「医光山 安養寺」の本尊は「薬師如来」、札所本尊は神楽坂聖天の本地仏である「十一面観世音菩薩」。
お参りをしてから写真を撮らせていただく。

ということで「第16番札所 医光山 安養寺」。
image.jpg

参拝を済ませて、お寺の境内を後にする。
時刻は14時45分過ぎ。
「医光山 安養寺」から隅田川の東方面への道のりで、未訪の札所で寄れそうなお寺は、第12番札所くらいだろうか。
だが、この日はもう疲れていた。

計算してみると、ここまで自転車で走った距離は28.5kmくらい。
やはり自転車としては大した距離ではない。
とはいえアップダウンが結構ある道のりを、ギア変速などができる自転車ではなくママチャリで走ったので、運動不足に夏の暑さも相まって、もうヘトヘトであった。
ここから真っ直ぐ帰るだけでもそれなりの距離を走る必要があるわけで、第12番札所へ寄る体力はなかった。

そういうわけで、神楽坂の賑やかな街並みを通りつつ、帰宅の途に就く。
神楽坂の街はいつも賑わっており、さらに日曜日ということで人出が多く、なおかつ神楽坂まつりとかの準備で、櫓が組まれていて、とても混雑している。
神楽坂付近を抜けて、ゆっくりとペダルを踏み、上り坂では立ち漕ぎをし、帰り道を進む。
やがて、16時前には無事に帰宅。
「医光山 安養寺」から自宅までは8kmほど自転車で走ったので、結局、この日は合計36.5kmほど自転車で走行したことになる。

かくして、私の江戸三十三観音巡り3回目の巡礼は終了した。

(「第38話(寺、寺、時々ラーメン 〜江戸三十三観音巡りにラーメンを添えて〜)」(http://yasuo2.seesaa.net/article/444493843.html)へ続く)

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第36話(寺、寺、時々ラーメン 〜江戸三十三観音巡りにラーメンを添えて〜)

(本稿は「第35話(寺、寺、時々ラーメン 〜江戸三十三観音巡りにラーメンを添えて〜)」(⇒http://yasuo2.seesaa.net/article/444400856.html)からの続きです。)

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帰り道の途中で行く札所は決まっている。

「中華そば JAC」に行くことを断念した際、帰り道に行きやすい札所を探すべく、以下の「江戸三十三観音 札所地図一覧」を見た。

「江戸三十三観音 札所地図一覧」
(0(ゼロ)のアイコンは番外「龍吟山 海雲寺」、それ以外のアイコンは札所番号)
※右上の枠のマークをクリックすると拡大して地図が開きます


高円寺付近の中央線沿いにいて、中野方面へ向かうわけだが、中央線のほぼ延長戦上に、第15番札所がある。
この第15番札所「光松山 放生寺」へ行くことに決めたのである。
一瞬、地図上でみると第14番札所も近そうなので、第14番札所に行ってから第15番札所に行こうかと思った。
だが、この日は朝から結構アップダウンがある道を自転車で走っていたので、結構疲れており、遠回りした上に結構アップダウンがありそうな第14番札所に行くことはやめたのであった。
まあ、この日のここまでの2札所も含めて、私の江戸三十三観音札所巡りは既に19番札所を巡っており、そんなに無理に急いで巡らなくてもいいと思っていたしね。

GooglMapで調べた道順に従って、新宿区西早稲田2丁目にある、第15番札所「光松山 放生寺」を自転車で目指す。
その道のりは、中野駅を通って東中野駅あたりまでは、JR中央線沿いの道を進めば良い。
そこから、中央線沿いを離れて、細めの道を進み、神田川を渡り神田川沿いを、「小滝橋」の信号方面へ進む。
そして、大きめの通りである都道25号線へ出て、都道25号線を東方向へひたすら進む。
山手線と西武新宿線のガードをくぐり、明治通りとの交差点を渡り、やがて都道25号線沿いの、早稲田大学戸山キャンパスのほぼ対面に第15番札所「光松山 放生寺」はあった。
image.jpg

image.jpg

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このお寺についても、ちょっくら調べてみた。
「光松山 放生寺」は、高野山真言宗準別格本山のお寺とのこと。
寛永18年(1641年)、威盛院権大僧都である良昌上人が、高田八幡(現穴八幡宮)の造営の際、別当寺として開創したのが始まりとされるそうな。

ちなみに別当寺とは、神宮寺の一種で、神社境内に建てられ、別当が止住し、読経・祭祀・加持祈祷とともに神社の経営管理を行なった寺のこと。
では神宮寺とはなんぞや、というと、神社に付属して建てられた寺院のことである。神宮寺では神仏習合思想の現れで、社僧(別当)が神社の祭祀を仏式で挙行したとのこと。神宮寺は明治の神仏分離令により、現在は廃絶または分離されているとのこと。

というわけで、放生寺は穴八幡宮とは同一の境内にあり、放生寺住職が社務を担ってきたのだが、明治の神仏分離例により敷地が2分され、廃仏毀釈により本尊の聖観世音菩薩像は現在の地に遷されたとのことである。
ちなみに穴八幡宮というのは、現在も放生寺に隣接している。
以上のように、このお寺も明治の神仏分離令が影響しているようだ。

門柱を通ってお寺の境内に入り、坂を上って本堂の方へ行く。

さて、第15番札所「光松山 放生寺」の本尊は「聖観世音菩薩」。
お参りをしてから写真を撮らせていただく。

ということで「第15番札所 光松山 放生寺」。
image.jpg

参拝を済ませて、お寺の境内を出る。

さて、このまま帰宅するか、それともまだ札所を巡るか。
今一度、「江戸三十三観音 札所地図一覧」を見返すと、進行方向に札所があるじゃないか。
よし、第16番札所「医光山 安養寺」へ行こう。

(「第37話(寺、寺、時々ラーメン 〜江戸三十三観音巡りにラーメンを添えて〜)」(http://yasuo2.seesaa.net/article/444474615.html)へ続く)

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2016年11月29日

ラーメン二郎 品川店@品川

品川区は北品川にあるラーメン屋さん「ラーメン二郎 品川店」。
最寄駅は京急線の北品川駅。JR・京急の品川駅からも、まあ歩ける距離である。
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(「ラーメン二郎 品川店@品川」の地図、電話番号等の詳細情報はこちら⇒http://yasuo2data.seesaa.net/article/444400699.html

こちらはその名の通り、ラーメン二郎直系のお店のひとつ。
少し前に「ラーメン二郎 松戸駅前店@松戸」(http://yasuo2.seesaa.net/article/444243632.html)で、久々に二郎のラーメンを食べて、また無性に二郎が食べたくなった。
今まで未訪のお店に行こうといくつかラーメン二郎の直径のお店をピックアップしたところ、こちら品川店が行きやすそうだったので、先日、初訪問した。

平日、開店前15分くらいに店の前に到着。
先客は1人のみであったが、私が並んだ直後から、後客がどんどんやって来た。
こちらの並び方としては、店の外から見て入口の左側方向へ、店に沿って並ぶルールのようだ。
1番目に並んでいたお客の後ろに接続する。
開店時には私の後ろに8人ほど接続しており、私と私の前の1人含めて10人の行列となっていた。
流石、直径二郎のお店である。

並び始めてから8分ほど経ったころ、開店予定時刻より7分前くらいに開店してくれた。

行列時は列の先頭から3番目くらいになったら、店内で食券を購入して、また列に戻るルールらしい。
この日は開店前から並んでおり、さらに前から2番目だったので、1番目に並んでいたお客が店内で食券を買った後、店内へ入って食券を購入する。

こちらの券売機に並ぶメニューは、
「小ラーメン」(700円)
「小豚ラーメン」(800円)
「小豚Wラーメン」(900円)
「大ラーメン」(800円)
「大豚ラーメン」(900円)
「大豚Wラーメン」(1000円)
と、いたって標準的なラインナップ。
これに、「煮玉子」(100円)と「ネギ」(100円)のボタンがあった。

私は「小ラーメン」(700円)の食券を購入し、カウンターへ奥から順に着席する。

こちらの席構成は、カウンター席のみ11席。
店員は背の高いヒゲを蓄えた店主とベテランの助手の計2人。
卓上調味料はブラックペッパー(ギャバン)と唐辛子。
カウンターの上の高台にはレンゲがあった。
BGMはTOKYOFMが流れていた。

着席してからそれほどせず、助手から無料トッピングを聞かれる。
こちらのコールの合図は、「どうぞ」という声とともに、その対象者へ手をかざす、というスタイルであった。

私は、直径二郎初訪問時のコールは「ニンニク」のみと決めているので、この日も「ニンニク」とコール。
それから少しして、「小ラーメン ニンニク」が到着。
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少し寄った写真。
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別角度。
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スープは微乳化傾向の薄く茶濁したもの。
こちら品川店にはレンゲがあるので、せっかくだからレンゲを使ってスープを飲んでみる。
微乳化傾向ゆえの豚出汁が効いたまろやかなスープだが、その中にキリッと醤油ダレが効いている。

上に盛られたヤサイは、モヤシ8:キャベツ2で、ヤサイコールなしとしては標準的な盛り具合であろう。
隣のお客は、大ラーメンかつヤサイコールありであり、かなりヤサイを盛られていた。

麺をヤサイの下から引っ張り出す。
こちらの麺は、ややビロビロに縮れた麺。
麺を食べてみると、二郎としては比較的歯応えがあるタイプで、ミッチリと密度を感じる食感。
小麦の味わいをしっかり感じ、麺にまとわりついた微乳化スープと相まって旨い!
無料トッピングのニンニクがしっかりと効いており、良いアクセントである。

豚は小ぶりではあるが、ミチッと肉が詰まっている感じのものが2つ。
脂身はほぼなく、クニュッとした独特の食感で、なかなか食べ応えがある。

少し前に松戸駅前店の多目の盛りを食べたからか、元々の傾向なのか、二郎としてはそれほど量が多いとは感じず、余裕をもって食べ進む。

とにかく、微乳化スープとしっかり食感の麺のコラボが旨い。
旨い旨いとワシワシと食べ続け、豚を平らげ、麺とヤサイも平らげていく。
細かく残ったヤサイも掬い取り、あっという間に固形物を完食。
スープも半分近く飲んで終了。
旨かった。

微乳化スープというと、私が食べた直系二郎の中では「ラーメン二郎 環七一之江店@一之江」(http://yasuo2.seesaa.net/article/429614263.html)を思い出す。
この日の品川店のラーメンは、私が食べた時の環七一之江店よりも若干乳化度が低く、醤油ダレのキレを感じる塩梅。
まあ、日によって、ラーメンによって異なると思うが。
とにかく、あっという間に無くなったので、もっと食べたいと思うくらい旨かった。

御馳走様と言って店外へ出ると、外には数人の行列。
まだ午前11時ちょっと過ぎという時間なので、それほど多くの人は並んでいなかった。

しかし、いくつかの直系二郎に行ってみてわかったが、どの二郎もそれぞれ特徴があり、麺やヤサイ、豚の量以外にも店によって結構違いがあることがわかる。
こちら「ラーメン二郎 品川店」も旨かった。
品川付近に来る機会は基本的にないが、付近に来たら、是非また来たい。

御馳走様でした。

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